「後期高齢者医療制度」というものをご存知でしょうか?
 75歳以上の「後期高齢者」が全員加入することになる独立型の公的医療保険制度です。
 日本の超高齢化社会は既に現実のものとなっています。国民皆保険制度を堅持し、将来にわたり持続可能なものとしていくための医療制度体系として、平成20年4月からその制度が始まるのです。

 その運営主体は都道府県でも市町村でもなく「広域連合」という特別地方公共団体です。
 平成19年度、全国47都道府県において、この「後期高齢者医療広域連合」が無事設立されました。ですが予断は許しません。

 関係政省令の交付やシステム開発の遅延、七転八倒の被保険者台帳創生、社保被扶養者保険料の凍結問題、障害認定者の取下問題、混迷する保健事業…
 制度施行までの道はいまだ険しく、残された時間はあまりにも少ない。
 関係者の誰もが「果たして無事、制度施行をむかえられるのだろうか」と大きな不安を抱いています。

 このSNSはそうした「後期高齢者医療制度準備」に関る方々のささやかな支えになれば、という趣旨で立ち上げました。中では関係者が、ある程度の匿名性を保ったまま、気兼ねなく相談や情報収集、意見交換が行えます。独りでは困難でも、何十何百という人々が知恵を絞れば、乗り越えられないことはありません。そして同じ難題を抱えた多くの人たちとつながっている。それだけでも精神的支えになるのではないでしょうか?

 もし貴方に参加資格があるのなら、是非、このSNSの扉を叩いてみてください。
 参加資格がない方については、このSNS活動に理解を示していただきたいと思います。老人医療の問題はもはや老人だけの問題ではありません。「後期高齢者医療制度」の円滑な導入は、国民全体の利益につながることなのですから…
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